食事作るのも大変だし食事例が知りたい・・・
妊娠糖尿病と診断されてしまい、カロリー制限。
本当に辛いですよね。
今回は、私が妊娠糖尿病になってカロリー制限していたときの食事例を公開したいと思います。
妊娠8ヶ月前から食事制限+インスリンがっつり打っていたので、もし同じような方の参考になれば幸いです。
・妊娠糖尿病のカロリー制限した食事例が知りたい方
・カロリー制限を楽にしたい方
妊娠糖尿病になった私の食事方法は6回食
私が妊娠糖尿病になったのは次男を妊娠したときでした。
食事制限と併せてインスリン注射もしていたので、本当に辛かったです。
妊娠糖尿病発覚から出産までの記録はこちら↓
さち妊娠糖尿病が次男を妊娠した時に発覚しました。。管理入院したり、インスリン注射打ったり、とっても大変… 私は今、怪獣のような息子2人を育てていて、てんやわんやながらもハッピーな毎日を送っています。しかしこの2人、[…]
打ったインスリン量のすべてはこちらに書いてます↓
この記事は、妊娠糖尿病になってしまった方に向けての記事です。「インスリン 単位」と聞いてピンとくる方はお読みください! さち妊娠糖尿病になってインスリンの自己注射を始めたけど・・・どんどん単位が増えていって不安・・・[…]
私は管理入院中に朝・昼・夜以外に間に分食を挟む、6回食という食べ方になりました。
6回食は、1度に摂る食事のカロリーを減らして分散させることで、血糖値の上昇を防ぐ食べ方です。
妊娠8ヶ月の私の摂取カロリー量と食べ方
カロリー制限で1800kcal
女性の標準的な摂取カロリー量は、活動量にもよりますが大体2000kcalです。
妊娠中は2000kcalに加え、追加でカロリーを摂取する必要があります。
妊娠初期(0〜4ヶ月)は+50kcal
妊娠中期(5〜7ヶ月)は+250kcal
妊娠後期(8ヶ月〜出産まで)は+450kcal
つまり当時妊娠8ヶ月だった私は、本来であれば2450kcalを摂ってよかったはずなのですが・・・
妊娠糖尿病になってしまった私が摂っていいカロリーは1日1800kcalでした。
それを6回で摂るので、「朝470kcal、分食130kcal、昼470kcal、分食130kcal、夜470kcal、分食130kcal」です。
血糖値は上がらないように、でも赤ちゃんに栄養が行くように食べていかなければいけません。
赤ちゃんを産むまでの辛抱!とは思っていてもカロリーを細かく計算しながら作る食事はとても大変でした。
食べ方はベジタブルファースト(野菜が最初)
血糖値が一番上がるのはご飯やパン、麺などの炭水化物です。
野菜→汁物→おかず→ご飯の順で食べることで、血糖値が急に上がるのを防ぐことができます。
病院の栄養士さんとの相談でも野菜から食べてね、と念をおされました。
それから早食いせずよく噛んでね、とのことでした。
出産後の今でも、この食べ方は身についているのでとても良い習慣がついたと思います。
妊娠糖尿病のカロリー制限食事例:病院食
病院食は「THE・質素な病院食!」という感じの食事でした。
病院食の写真
二日分の食事の写真ですが実際は1週間入院していて、ずっとこんな感じでした。
なんとなく1800kcalってこのくらい、という量の参考になるでしょうか。
分食のバリエーションが毎回同じでちょっと辛かったです(味は美味しいけど)。
分食で出てきたおすすめ甘味
分食で出てきたクッキーはキッセイの「ニューマクトンクッキー」というクッキーで、1枚50kcalでカロリー計算がしやすいクッキーです。
味はシナモン味とバナナ味があります。
ゼリーも同じくキッセイの「ニューマクトンプチゼリー」で1個50kcalです。
味はメロン・アンズ・グレープの3種類です。
ロールパンにいつもついてきたジャムは、マービーの低カロリージャムです。
H+Bライフサイエンスという会社が糖尿病患者の食事療法をサポートする目的で生まれたのがマービーで、病院などの医療業界で活用されています。
でんぷん生まれの還元麦芽糖を甘味料に使っていて、カロリーは砂糖の約半分!
味も色々あってどれもカロリー控えめです。
いちご、マーマレード、ブルーベリー、あんず、りんご味は1本あたり20kcal。
つぶあんは36kcal、ピーナッツクリームは25kcal、チョコレートスプレッドは22kcal。
しかもちゃんと甘くて美味しいんです♪
妊娠糖尿病のカロリー制限食事例:自宅
自宅での食事写真
自宅へ帰ってからはカロリー計算もご飯を準備してくれる人もいないので、自分ですべてやらなければいけません。
ご飯は白米より玄米のほうが血糖値の上昇を防ぐようです。
玄米100%だとちょっとポソポソするので、私は白米に玄米を混ぜてました。
分食は130kcalぐらいでおやつセットを作ってそれを食べたり、玄米雑炊を食べたり。
なるべく楽するためにやったこと3つ
インスリンの注射や長男の世話もあって本当に負担になるので、なるべく楽に作れるように以下のことを行なっていました。
- 朝はメニューを固定
- おかずは多めに作り置きしてパターン化
- ご飯は120gずつ分けて冷凍
メニューを考えて買い物してカロリー計算しながら作って・・・
正直かなりの負担でした。
身体がしんどくてご飯が作れないときは、カロリーや糖質を制限してある宅配食や商品も利用していました。
ただでさえ妊娠中は身体に色んな変化があって疲れやすかったりするので、宅配食もうまく利用してたまには楽しましょう!
妊娠糖尿病のカロリー制限食事例:宅配食
上の写真はおかずはウェルネスダイニングという宅配食で、ご飯とお味噌汁は家で準備したものです。
宅配食:ウェルネスダイニング
引用:ウェルネスダイニング
「糖質制限気配り宅配食」というセットで、糖質15g以下でカロリーが240kcalぐらいのおかずセットです。
4品のおかずがついていて、いろんなメニューがあって飽きずに食べられるのでとても重宝していました。
量は正直少ないですが、妊娠糖尿病のカロリー制限中には本当にお世話になりました。
糖質制限食の他にもカロリー制限食・塩分制限食・たんぱく&塩分調整食・健康食・栄養バランス食など色々なコースがあるので、自分の食事制限に合わせてコースを選ぶことができます!
糖質制限食 気配り宅配食
他にも宅配食や糖質制限のサービスはたくさんあります!
オススメをまとめましたので、こちらもどうぞ。
さち妊娠糖尿病での食事制限辛いよ〜〜〜〜妊娠糖尿病って知ってますか?妊娠した女性に割と多い疾患なんです。かくいう私さちも次男を妊娠中に妊娠糖尿病になり、辛い食事制限とインスリン注射を行いました。関連記事[…]
今は糖質制限も一般的になってきたので、低糖質の商品も増えていてありがたいことですね。
うまく組み合わせて、妊娠糖尿病の辛い時期を乗り切りましょう!
まとめ:妊娠糖尿病中のカロリー制限は辛いけど、宅配食もうまく使って乗り切ろう!
病院で食べるような食事例ってなかなか家で再現するのが難しいですよね。
自分で作るとついつい作り過ぎてしまって食べ過ぎちゃったり・・・
血糖値が急激に上がるとその後下がる時に下がり過ぎて低血糖になったり、血糖値の乱高下を繰り返すととてもよくないです。
お腹の赤ちゃんのためにも自分の身体のためにも、うまくカロリーコントロールをして辛い時期を乗り切りましょうね。
さち(@sacchi_recblog)をフォローしていただけると嬉しいです!