妊娠糖尿病で出産まで115日間インスリン注射をしたお話【管理入院〜出産までの実録】

さち
妊娠糖尿病が次男を妊娠した時に発覚しました。。
管理入院したり、インスリン注射打ったり、とっても大変…

 

私は今、怪獣のような息子2人を育てていて、てんやわんやながらもハッピーな毎日を送っています。

しかしこの2人、気がついたらおもちゃの取り合いで泣くわ喚くわ…!

2歳差なんですが、次男はお兄ちゃんの遊んでるおもちゃが気になってしょうがない様子です。

力が意外と強くて加減ができないので、お兄ちゃんの方が泣かされていたり。。

 

そんな、今はとーーってもたくましい次男坊なんですが!

次男の妊娠から出産まで、心配事の連続でした…

初期の出血に羊水過多、妊娠糖尿病でインスリン注射、逆子…不安な要素のオンパレードでした。

 

同じような境遇の方は、きっととても不安な気持ちになっていると思います。私も当時は取り憑かれたように検索してました…

少しでもそんなあなたの不安を取り除けたらと、今回は私が妊娠糖尿病で管理入院してから無事に妊娠するまでのことをお話したいと思います。

ハッピーな未来を信じて、今できることを精一杯こなしていきましょうね。

 

・妊娠糖尿病になって毎日が不安…
・無事に赤ちゃん産めるかな…?
・管理入院になったらどんな感じなんだろう?
・インスリン打つの怖い…




不妊治療の末に妊娠!でも妊娠糖尿病と分かりショック…

もともと多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)なので妊娠自体しづらかったのですが、半年ほどの治療の末に無事妊娠!

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)ってどんな病気?↓

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順調に赤ちゃんも育っていて、マタニティライフを楽しんでました。

ところが…!

 

生後8ヶ月を前にした糖負荷試験(甘いソーダみたいなのを飲む検査です。飲んだ後、一定時間経過後の血糖値を検査します。)でなんと、

即管理入院レベルの妊娠糖尿病と発覚・・・!!

 

すごくショックでした…

私は少し、いやかなり?ふっくら…むっちり?……な体型なので、「自分が太っているからなのかな…そのせいで病気になっちゃって、赤ちゃんに問題が起こるかも知れない…」と涙がとまりませんでした。

補足しますが、妊娠糖尿病は太っていなくても細い女性でも妊娠糖尿病にはなります。

でも太っている方がリスクは高いと思います…

妊娠糖尿病と検査結果が出た次の日から管理入院

1人目を産んだクリニックに2人目の妊婦健診でも行っていたんですが。

 

イシャ
妊娠糖尿病って分かった人はうちでは産めないんだよねー。
大きい総合病院に管理入院して、そのまま転院してもらうから。
イシャ
あ、あと明日から入院ね。
さち
ええええええ!!!
そんなぁ…上の子はどうするのーっ?!

 

夫も急な事で驚いていましたが、

「とにかくお母さんと赤ちゃんが元気でいる事が大事だからね、俺のことは気にするな!」

という心強い言葉をかけてくれました。

 

夫は平日仕事で、2歳の長男は幼稚園からのつもりなので保育園は行っていなかったので、電車で40分ほどの距離の義母に来てもらい、泊まりで長男を見てもらいました。

突然すぎて頭がついていきませんでした。。

でも病気が見つからないままだった方が赤ちゃんへの影響があっただろうし、ちゃんと病気が分かってよかったじゃん、と、何とか前向きに受け止め。

入院の準備をし、そして突然の1週間の管理入院となったのでした…

 

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妊娠糖尿病の管理入院中は食事管理とインスリン指導など…

妊娠糖尿病で管理入院中にしていたこと

管理入院は主に以下のことをしていました。

 

  • 食事の管理(栄養士さんの指導)
  • 血糖値を1日7回計測
  • 血糖値が安定するインスリン量を調整
  • インスリンの自己注射の指導
  • 血糖値の自己測定の指導
  • モニターを付けて赤ちゃんの確認(ノンストレステスト(NST))

 

やっぱりインスリンの注射、血糖値測定が辛かったですね。

だんだん慣れてくると注射を自分でさす怖さも薄くなってくるし、インスリンの針はかなり細いから痛みも感じにくいです。

でも、たまに痛点をバッチリ突いちゃうことがあり。。。

その時はほんと悶絶してました。。

インスリン注射の指導や血糖値測定の一日の流れ

だいたい下の図のような一日の流れでした。

合間の時間でシャワーを浴びたり、栄養士さんとの面談があったり、お腹にモニター付けて赤ちゃんに問題がないかみたりしてました。

 

あと、結構暇な時間もあったので、読書&手まり作り(ただの趣味)に没頭していました。

入院中は血糖値の計測とかインスリン注射とか助産師さんが時間になったら持ってきてくれるので、そこはある意味楽でしたね!

 

6:30 血糖値測定1
8:00 インスリン

 朝食

10:00 血糖値測定2

 分食

12:00 血糖値測定3

 インスリン

 昼食

14:00 血糖値測定4

 分食

18:00 血糖値測定5

 インスリン

 夕食

20:00 血糖値測定6

 分食

23:00 血糖値測定7

 インスリン

妊娠糖尿病での管理入院、期間が決まっていない恐怖…

私の入院した病院での体験談なので、他の病院での妊娠糖尿病の管理入院がどうなのかは分かりませんが、何日経てば退院、というのが決まっていませんでした。

それって結構恐怖ですよね…

入院費もいくらになるか分からないし。

退院できる目安として、以下の3点ができるようになったら帰ってOK!って感じでした。

  • インスリンの注射がちゃんと自分でできる
  • 血糖値の測定も自分でできる
  • 食事のカロリーコントロールも自分でできる

妊娠糖尿病の管理入院は無事終わり退院。でも血糖値測定とインスリン注射は続く・・・

無事に5泊6日で退院できましたが、その後も出産まで血糖値測定とインスリン注射は続きました。

最初は毎日、測定した血糖値を病院に電話→医師からインスリン量の指示もらう、という流れでした。

血糖値が安定してくるとインスリンの量も安定してくるので、血糖値の連絡が2日に一回にのびて、月水金に血糖値連絡をしてました。

 

結局息子を産んだ日の朝まで、トータル115日間インスリン注射をし続けました!

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無事に出産。妊娠糖尿病は治ったけど今後の糖尿病リスクには注意!

さち
思えば、すごく辛くて長かったなぁ…
でも家族やお腹の赤ちゃんがいるから頑張れたよ!

妊娠糖尿病の場合、赤ちゃんが大きくなることが多いようです。

なので、計画的に予定日より1週間ほど早い日に分娩することになり、無事に赤ちゃんを出産しました!

次男は生まれてすぐ少し低血糖になったものの、そのあとは何も問題なく現在までスクスク育っています。

妊娠糖尿病は、胎盤の働きによってインスリンが十分に働かない状態になっているので、赤ちゃんを出産して胎盤も排出すれば血糖値は元に戻ります。

ただ、出産後、将来的な糖尿病リスクは、普通の人よりも高くなるので注意が必要になります。

 

ですが良い方向に考えると、妊娠糖尿病になった方は将来糖尿病になりやすい、つまり今のうちからに糖尿病予防ができる、ということですよね!

血糖値が急激に上がりにくい食べ物や食べ方、運動するタイミングなど、妊娠糖尿病になったからこそ得た知識だと思います。

今後の食生活や運動習慣を見直す機会にもなった、貴重な体験を次男は私に与えてくれました。じなーん!ありがとう!!

 

妊娠糖尿病になって悩みを抱えている方が、病気を少しでも前向きにとらえられるようになって心が軽くなりますように…!

 

さち

Twitterでは息子たちの様子やブログの更新情報をつぶやいています。
さち(@sacchi_recblog)をフォローしていただけると嬉しいです!

 


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